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アレルギー再認識
 一昨日あたりからバイト先でにわか数独ブーム発生。今更。

「初心者向け難問」という、簡単なのか難しいのかよく分からない問題を配られて、皆眉間にしわを寄せている。今のところコンプリート者はゼロ。私も家に持って帰って、夕飯の後ソファーで眺めてたら、いつの間にか午前1時に。おいおいいつ寝たんだよ自分!という新鮮なびっくりを久々に体感した。よって今日は一日けだるく。取れないのよ昨日の疲れがね。

さて、私には基本的に好き嫌いはなく、出されたものはとりあえず全部食べられるという強靭ラッキーな体質ながら、ひとつだけ警戒すべき食品がある。

それはとろろ。となりのトt(以下自主規制)。

味が嫌い、というよりもアレルギーなんでしょうね。
多分生のとろろ芋の、あのアクの強いのがだめ。しかしそれに気付くのが遅かった親が幼少のみぎり、家で当たった生とろろでこしらえた山かけマグロかなんかを、無理やり食べさせてくれたおかげで、口の周りカールおじさんのひげエリアはもちろん、口の中までもがモーレツな痒さに襲われ、おしぼりを口に突っ込んだこともありました(遠い目)。

しかしそれは生とろろに限るのであって、例えばコンビニや今はあまり見ない小僧寿しで売ってるような、とろろそばのとろろは大丈夫なのであります。多分加工してあるからかね。で、今日バイト帰りにふらりと寄った日系スーパーで、ちょうど1人前分がパックされた、冷凍のとろろ(2ドル)を発見してしまい、気付いたらレジでお会計していた。嗚呼、禁断の果実を……。

だってホラ、所詮シドニーで手に入るようなとろろな訳で、当然油断していたのよ。数独疲れもあって、滋養をつけなきゃと…(って、ばーさんのようだ)。帰ってから温そばをこしらえ、上にそのとろろと梅干を乗っけてつゆまで美味しく頂き、さて皿洗いでもするかねと思ったところで、のどの奥がジワジワイゴイゴと……。

キタ。久々に。

うーん、治ったと思ってたのにやっぱり治ってなかったんだなあ。
とろろで痒くなるのは多分20年ぶりぐらいのことなので、「やっぱり身体は反応するのだなあ」というところにしみじみと人体の神秘を感じた。って、そんな大げさな。いやでも、この春はやはり、「シドニーでかかるわけがない」と思っていた花粉症にもばっちりかかったし、ストレスが少ないライフスタイルのせいなのか、逆にそういう、身体が発する信号にいちいち敏感になった気がする。

実は今日は、仕事が終わるくらいからものすごい偏頭痛で、パナドールを既に3錠も飲んでます。急に暑くなったからか、やっぱり数独のせいか。
ああ、早く寝よう。
by たまきち | # by tamakichy | 2006-10-12 23:08 | 日々の暮らし
過ぎ行く週末と夏の気配
 この時間になると、ああもう週末終わっちゃうのねという気分になりますね。

今日はいつになく早めに目が覚めたので、コーンポタージュを朝からこしらえ、ハッシュドブラウンに目玉焼きにまだ早いけどマンゴーをセットにしてのんびり食べながら、「なぜバナナがなかなか安くならないのか」について熱く語り合う。その後読書し、掃除。いつもどおり。

それから久しぶりにNEWTOWNに繰り出す。
目的は、何とお寿司。回転寿司。
やはりコストパフォーマンスといい味といい、日本で食べる寿司に勝るものはないと思っているので、ほとんどシドニーでお寿司屋さんに入ることはないのだけれど(現に今日が2006年になって初)、何となく今日はお寿司の神様が降りてきてしまった様子。日本人の職人さんに、ウニとイカとつぶ貝を握ってもらい、大満足。こっちでは一番ポピュラーかつお値段も手ごろなのがサーモン。マグロは高級魚であります。だから、ちょっと淡白で渋めのネタが恋しくなるね。

NEWTOWNというと、ちょっと混沌としていて、ボヘミアンな街。
日曜だし出かけたのも遅かったから、大抵のお店は閉まっていたけれど、ゆるゆる散歩するには絶好の場所だということを相方と再認識した。小洒落ていながらお値段もそんなに高くないエスニック・レストランやカフェも多いし、シドニーには珍しいアフリカ系のお店もぽつぽつある。明らかに儲かってなさそうな渋めの古本屋、CD屋やよくわからない画材屋、ボタン屋、むやみにオリエンタルムード満々のインテリアショップ(仏像の頭が転がっていたりする)などなど。コーヒーを買いに入ったカフェの、バリスタの兄ちゃんがこれまたいかにもなゲイだったり、いつになく相方がCDを2枚も衝動買いしたりと、なかなか楽しい散歩になった。

ウチのユニットの敷地内にはたくさん花が植わっていて、特に今の時期、夜に馨ってくるジャスミンはうっとりするほどよいよ。

ビールを4ダースと、SPF+30の日焼け止めも買っちゃった。
もうすぐ夏が来ます。
by たまきち | # by tamakichy | 2006-10-08 23:30 | 日々の暮らし
お酒バトン
 この方から回ってきましたお酒バトン。
さあはりきっていってみよう。

【1.好きなお酒はなんですか?】
TOOHEYS NEW/OLD
BEEZ NEEZ
COOPERS
(以上豪州ビール。一番よく飲むのはTOOHEYSのNEW。BEEZ NEEZは夏に飲む。)
ジン
ベイリーズ
スプマンテ

カクテルなら
GRASSHOPPER(食後)、HORSE'S NECK、GIN&TONIC、BLOODY MARY

【2.嫌いな(または苦手な)お酒はなんですか?】
紹興酒。

日本酒とワインはなぜか頭が痛くなりやすい。
でも燗酒やホットワインはむしろ残らないので好き。

【3.誰と呑みますか?】
友達。
学生時代の先輩後輩や気の合う仕事仲間も楽しい。
あと相方。

【4.泣き上戸?笑い上戸?】
笑い上戸
絡み上戸
あと若い頃はキス魔だったらしい

ある程度酔うと寝る。
飲みながら泣いたことってないなあ。

【5.酔いが顔にでる方ですか?】
すぐ出る。真っ赤。
酔ってなくても赤くなる。
イヤだなあー。

【6.記憶をなくしたことはありますか?】
ない。
そして断じてなくすまで飲まないのが飲酒哲学。 

【7.今まで一番楽しかったお酒は?】
芝居の打ち上げ。
これより楽しい酒は知らない。

【8.逆に思い出したくないお酒は?】
うわ思い出しちゃったじゃんバカー。

【9.彼氏(または彼女)とお酒呑むのは好きですか?】
結婚しちゃったので夫ですが好きですよ。
どうしても酒が飲みたいわけじゃないけど、
パートナーが飲めなかったら、やっぱりつまんなかっただろうなあ。

今更酔った勢いでしっぽりだとか逆に飲んで飲んで飲まれて飲んで、
みたいな飲み方はないけれども。
家で映画見ながらビール飲んで、だらだらどうでもいいことしゃべって…という感じです。

【10.お酒を呑んでいて勢いで喧嘩をしたことありますか?】
うーん、ないな、ない。
なんだろう、ある時からお酒を飲むときはむしろそういう部分に、
すごく気を遣うようになったかもしれない。

【11.次に回す人5人を指名してください。コメント付で】

ゆかりちゃん
(生中で始まり生中で〆る女)
アニータ
(駅で鼻からうどんを出しながら吐いた時に介抱してくれた彼氏と結婚したミラクル女)
はるかちゃん
(華麗なる夜の蝶の原石)
ピノ夫ちゃん
(こっちが今夜こそ語ろうぜと思ってる端からもう寝てる男)
しょうくん
(お酒バトンを焼酎バトンにしてしまいそうな男)

mixiでもOKです。
よろしくー。
by たまきち | # by tamakichy | 2006-10-04 00:27 | やり場のない
久々祝日
 今日(ってもう昨日だけど)は祝日だった。勤労感謝の日。週末3連休。

バイト先の店も休みなので、相方とのんべんだらりと過ごす。
この休みの間に『ブロークバック・マウンテン』と『プロデューサーズ』を借りて見る。
ミュージカルはやっぱりいいなあ。
いいなあ。

『ブロークバック…』の方、確かヒース・レジャーってオーストラリア出身じゃなかったっけか。
彼の最初の台詞を聞いて、めちゃくちゃオージーアクセントじゃん!と思わず叫ぶ。
そう思って今調べたら、何と私と同い年だった。うわー…。

もう今年も10月になっちゃった。
この休みの間、結構相方とゆっくり話す時間があったのだけど、曰く
「20代までは、割と勢いで生きてきたけど、30前後から急に死が身近に思えてきた」
「30過ぎたら、俺には時間がない、時間がもったいないと思うようになった」
とのこと。
そう言われるとまだ私はそこまで切迫してないなあ。
そのときはふうん、で終わりだったけど、何だかずっと引っかかってる。

引っかかったまま放っておいていいのか、自分。
時間は皆に平等に過ぎていくものなのに。
『プロデューサーズ』のせいなのか、また芝居がやりたくなったよ。

やろうかな、何か。
by たまきち | # by tamakichy | 2006-10-03 00:53 | 日々の暮らし
ニクいピンクのアイツ
 今日は相方が学校で夕飯のいらない、パラダイスサーズデー。

バイトの帰りに魚屋で生のカラマリを買って帰って、ニンニクと白ワインをたっぷり効かせたとこに、こないだ弁当に使った瓶詰めのパスタソースの残りを合わせて美味しいパスタをこしらえる。いつも夕飯を作る時は、台所の窓のところに置いているラジオをつけておくのだけれど、出来上がってさて食べようかというタイミングでSTINGのROXANNE。おお、なんかデカダンな感じ!!でも飲み物がファンタオレンジってところがぶち壊しです。

さて、今週買い物に行ったら、こんなものを発見したので購入。
ニクいピンクのアイツ_b0039905_2115781.jpg
なななんと、ピンクのティムタム(期間限定)。上はオリジナル味。

ティムタムといわれてピンと来ない方のために説明すると、これはオーストラリアのアーノッツという製菓会社が作っている、「いかにもオーストラリアな」お菓子のこと。同じようなステータスだと、韓国人にとってのオリオンのチョコパイ、みたいなものか(余計わかりづらい?)。日本人はよくお土産に買って帰る。私も買って帰った。一体何がそんなにオーストラリアなのか、ティムタムのどのあたりが「オーストラリア定番土産」という不動の地位を確立したのかははっきり言って定かではないけれど、とりあえずオーストラリアにワーホリもしくは留学で行って帰ってきた人は皆、遠い目をして「ティムタム…」と呟くので、「名前は聞いたことあるけど、それ、何なの?」って方も多かろうと思われる(実は私がそうだった)。

味は、まあ言ってしまうとどってことない、チョコレートがけのビスケットなんだけれども、オーストラリアにある程度の期間いると、だんだん美味しいもののように感じられてくるところが、不思議。

で、このPINK WISHとは一体また何ぞや、というと、今月はどうやら乳がんのキャンペーン期間のようで、乳がんにかかった女性やその家族、支援団体をサポートしますよ、という意思表示をするためにピンクのリボンをつけたりする。ピンクがシンボルカラーになっていて、個人で「ピンクリボン・チャリティ・ティーパーティ」を開催して、ちょっとした募金活動をする人や団体も結構いるらしい(もちろん、開催に当たっては支援団体に申請が必要)。ちなみに今、シドニーのオペラハウスも夜、ピンクにライトアップされている。

このピンクのティムタムもその一環で、一個あたりの売り上げのうち10セントがチャリティに行くようになっているらしい。味は、本来チョコクリームがサンドされているところにイチゴクリームをあしらい、更に中心部にイチゴ味キャラメルをねっとりと配した、甘いものが嫌いでなくとも奥歯がしーんと染みてくるほど甘そうな感じ。食べてみましたが、やはり期待を裏切らず甘い。例えるなら、「アポロ」のビスケット版といったところ。

しかしやっぱり、こっちの人はこういうチャリティとか、上手いよね。
やっぱりベースがキリスト教文化だからなのか、日本でやるのなんかよりもずっと軽妙でおしゃれで楽しく、自然で、チャリティする側もされる側も、何というか、変な「負担感」がないように出来ているという印象を毎回受ける。このピンクリボンに限らず、例えばがんをサポートする「ダフォーディル・デイ」とか(ダフォーディル=水仙)、怪我や病気で入院している子供たちを励ます日とか(これは包帯を巻いたテディベアがモチーフ)、何らかのチャリティが一年中断続的に行われているし。私は好きだけどなあ。

ついでに、オマケ。最近買った美味かったもの。
ニクいピンクのアイツ_b0039905_21424995.jpg
最近IKEAのフードコーナーで買った、スウェーデン産チューブ入り「燻製たらこペースト」。ABBAって書いてあるのが気になるけど、まさかあのABBAじゃねえだろな。ちょっと、ドキドキもんだったんだけど、恐る恐る食べてみると「あら、美味い」。しょっぱくてちょっと甘いけど、本来これはスウェーデンの薄焼き固パンの上にゆで卵と一緒に乗っけて食べるものらしい。ウチではもっぱらこれをマヨネーズと半々の量でポテトサラダに入れて、その名も「スウェーディッシュ・ポテトサラダ」と称している。本場の人には怒られちゃうかもしれないけど、やっぱり海のある国スウェーデン、美味いもんもいっぱいありそう。妹に教えてもらったスウェーデンのポテトチップも、これまた日本人好みの繊細なカットで美味しかった。IKEA、今度はフードコーナーに入り浸りそうでございます。
by たまきち | # by tamakichy | 2006-09-28 21:50 | 喰う


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