韓国人夫とシドニー暮らし。
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今更、韓国コンテンツ公開のワケ
 ***前サイト掲載エッセイ***

今更ながら、この韓国コンテンツを作成・公開するに至った理由を書いておこうかと思います。

私が相方と付き合いを始めるまで、正直今まで海外経験もほとんどない自分が、日本人以外の人と近い人間関係を持つことになるとは夢にも思っていませんでした。もちろん、お互いに外国人同士であるということは、私たちの根本的な人間関係にとってはそんなに大きな問題じゃありません。例えば相方が日本人だったとしても、彼のあのやたら濃いキャラならば何かしら影響を与え合う(もしくは一方的に与えられる)仲になっていたんじゃないかなぁと思えます。

ただ。国籍や民族の違いというのはやっぱり、いい意味でも逆の意味でも私たちにとっては消化しなければいけない大きな大きな不可避の要素だということなんです。どんなに相手のことが好きでも、無視も妥協もできない部分。それも含めてお互いの人格が成り立っているわけで。

特に韓国との間には、つらく悲しい歴史を持っています。
この事実が私たちの関係や将来においてどんな影響を及ぼしうるのか、はっきり言って付き合い始めた時想像もつかず、少なからず不安な思いもしました。その時に、インターネット上で自分と同じような状況にある人たちの存在を知り、本当に嬉しく思ったし、励まされたりもしました。そんな経験を経て、今度は自分が『送り手』になろうと思いつきました。それほど人を派手に勇気づけられるような超大河スペクタクル波乱万丈エピソードはないにしても、ケーススタディは多ければ多いほどいいわけです。『ああ、ここはこんな風にして何とか続いてんのね』と思ってちょっと安心したり、そういうレベルでいいのです。そこからちょっと派生して、『なぁんだ韓国人もおんなしこと考えてるやんか』とか『おいおいそんなバカな』とか、そんな風に自分が思ったことも載せてみたいなー、と。

そんな理由から始まったこのコンテンツ。これからも、どうぞよろしく。
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by たまきち | # by tamakichy | 2003-03-24 14:15 | BLOG
オッパとオンニ
 ***前サイト掲載エッセイ***

韓国では、一般的に彼女が年上の彼氏を呼ぶときに
『オッパ(오빠)』
と呼びます。

オッパ、というのは厳密には『お兄ちゃん』という意味で、女の子が年上の男の人(勿論実の兄も含めて)を親しく呼ぶときに使います。

韓国の男の人は『オッパ』と呼ばれると、恐らく10人中8人か9人は喜ぶのじゃないかと思いますね。最近流行った韓国映画『猟奇的な彼女』の中でも、もてない脱走兵が『彼女』に

『「オッパ」って呼ばれたのは初めてだよ』

って言うシーンがありましたが。ウチの相方によると、アイドルや俳優やスポーツ選手や、とにかくそういう女の子の追っかけ対象になるカッコイイ男性も『オッパ!』『オッパ!』と呼ばれながら追いかけられるらしいです。だから、韓国の男の人は『オッパ』って呼ばれると喜ぶのですな。確かに、可愛い女の子に小首をかしげながら上目遣いに『オッパ(お兄ちゃん)?』なんて言われたらメロメロですな。

逆に、女の子が年上の女性を親しみを込めて呼ぶ時は
『オンニ(언니)』
です。

韓国は儒教の国といわれますが、初対面の人と話すとまず歳を聞かれます。年下は年上を敬い、年上は年下の面倒を見なければならないという考えがまだあるんでしょう。相手が自分より年上か年下かで、相手に接する態度も自然と変わる訳です。私にも仕事で知り合ったHさんというオンニがいます。今彼女は転職して、超大手の韓国企業で働いてますが、いろいろと相談に乗ってもらったりしてます。

ちなみに、オンニの中でも日本語で言う『お局様』みたいな人のことを、『ワンオンニ(ワン=王)』というそうです。どこの国も一緒(苦笑)。

ところで最近の自分的流行は、相方を『オッパ』ではなく『ヒョン』と呼ぶこと。『ヒョン(형)』は男性が年上の男性を呼ぶときに使う言葉で、あえて言えば『兄ちゃん』みたいなニュアンスかしら。相方曰く、ソウルの高麗大学の女の子は彼氏のことを『ヒョン』と呼ぶらしい。高麗大は日本で言うと早稲田っていうか、ちょっと慶応よりは男臭いぞ、みたいな(早稲田の人ごめんなさい)雰囲気の大学なので、女の子もボーイッシュなんだって。ホントかなぁ。でも『ヒョン』て呼ぶのは何かちょっと『猟奇的』な感じがしていいかも。


更に発展させて『ヒョンニム』。『ニム』は『様』に当たる言葉なので、日本語にするともう『お兄様』というより『兄貴ィ』って感じで、ちょっと極道入るか、もしくは軍隊を想像させるのかも(笑)。最近『オッパ』に飽きた日韓カップルの方、いきなり彼氏を『ヒョンニム!』と呼んでみてはいかがでしょう…?
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by たまきち | # by tamakichy | 2003-03-15 14:14 | 韓国の話
大邱地下鉄放火事件
 ***前サイト掲載エッセイ***

今月18日の午前10時頃、韓国・大邱市の中央路駅で、放火による地下鉄大火災がありました。地下鉄火災史上最悪規模の犠牲者を生んだこの事件、巻き込まれ亡くなられた全ての方とそのご家族の魂が、一日でも早く、そしてほんの少しでも癒されますように。
*****


この当日、ニュースを知ったのは昼休み、会社で(確か)朝日新聞のホームページを見ていた時でした。その時の記事に発生が午前10時頃とあって、ちょうどその記事を見る直前にソウルの相方とメッセンジャーが繋がっていたので、とりあえず相方の無事は確認できていました。

その日は、時間が経つごとにこの火事がただのボヤどころではなく、とてつもない大事件なんだということを思い知らせるニュースが次々に飛び込んできました。家に帰ると母から携帯に相方を心配するメールが入り、友達も心配して電話をくれました。翌日出勤すると(相方のことを知っている)職場の皆も、『相方大丈夫だった?』と心配してくれました(みんなありがとう)。

日本のメディアの反応はすさまじいものがありましたね、勿論いい意味で。まるで国内で起きた事故のように大々的にかつ詳しい情報を報道していて、それは勿論日韓の人的交流が増えているための邦人安否確認という目的もあるのだろうけど、それも含めて、2つの国の距離が少しずつ縮んでいる証拠かなと感じる場面もありました。こんな事件でそれを感じたくはなかったけど。

例えば、携帯電話で電車の中に閉じ込められた肉親と最後のやりとりを交わしたとか、対向車両に延焼して駅が停電したとか、そんな詳しくも本当に痛ましいニュースは、当日の夜電話した時点では韓国人の相方よりも私のほうが詳しく知っていたくらい。更にこの事件を受けて日本の鉄道会社が地下鉄の総点検を行ったとか、避難訓練をしたとか、こういうマイナスを逆にプラスに生かそうとする努力もすばらしいと思いました。そうでなきゃ救われないよ。
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by たまきち | # by tamakichy | 2003-02-26 21:50 | 韓国の話
ラーメンの食し方あれこれ
 ***前サイト掲載エッセイ***

 韓国には、ラーメン屋さん(専門店)というものが存在しません。

 いや、存在するのだけどそれはアックジョンあたりの高級住宅地に日本風九州ラーメン屋がぽつりとあるくらいで、日本のようなご当地バリエーションやこだわりのある韓国ラーメン店は見たことない、少なくとも。ということはつまり一般的に言って、韓国で『ラーメンが食べたいな』と思ったらコンビニに行ってカップ麺を食べるしかない、ということであります。韓国と日本は食文化も特に似ていて(おそらく世界で一番日本料理に近いのは韓国料理ではないかと思うし特にこれについて激しい反論もないと思う)だからラーメン屋があってもおかしくはないんだけど、でも韓国で例えば日本で言う『味噌といえば札幌ラーメン』『豚骨は博多』『極細縮れ麺にあっさり醤油スープ』みたいなバリエーションはすくないってことです。

 大学3年の時に、ソウルの延世大学・語学堂(『オハクタン』と言います)で、3週間ばかりですが韓国語の授業を受けたことがありました。ウチの大学のプログラムではなく全額自腹、応募も自力でやって初渡航、という記念すべき貴重な3週間を、その延大の中の寄宿舎(日本の『寮』にあたる)で過ごした訳です。私のいた寄宿舎の中には食堂があって、そこでは朝昼晩と食事を用意してくれて(勿論要食券)いたので、学校を出るのが面倒臭かったりした時にはよく使っていました。勿論3食とも食堂だとさすがに飽きるのでそれは避けてたけどね。

 真夏のクソ暑いある日、午前中で授業を終えて語学堂から寄宿舎までブーブー言いながら歩いて帰ったあと、『さすがにこれから冷麺食べに正門までまた行くのはだりぃなぁ…』と食堂にのそのそ下りていくと、その日の昼食メニューがラーメン様。思えばこれが私の韓国式ラーメンの洗礼の日、かつ記憶する唯一の外食ラーメン@韓国でございました。お盆を持ってカウンターに並ぶと、奥で白衣のアジュンマ(おばちゃん)達がたぎる大鍋をかき回している。むむ。それをサーブするアジュンマは、麺のお湯を切ったりスープを注いだりシナチクをトッピングしたり…という、日本語の『ラーメン』から想像される一切の作業を省いているではないの。つまり、鍋の中にはすでに真っ赤なスープ、そこに麺がダイレクトに泳いでおりアジュンマはそれを丼に移しているだけ(まあネギくらいは乗ってたかもしんない)。そしてそのラーメンはどうみても、隣の売店で売っているのと同じインスタント(袋入りバージョン)なのでありました。そして問答無用でライス・沢庵付き。このラーメン、いやあえて韓国語で『ラミョン』を延大の学生さんたちは汗だくでずずーっとすすっていたのでした。

 ところが日本に帰ると、無性にこのラーメンが食べたくてたまらない。韓国のラーメンっていうのはほぼ例外なく真っ赤で辛いんだけど、『この辛いのじゃなきゃイヤッ!』という風になってくる。更にあの麺。日本のカップ麺みたいに『ノンフライ麺』なんてのはないんだけど、何故か癖になるあの太さと小麦粉感。食べてるうちに辛ーいスープが麺に『染み込む』感じと言いますか。更に更にそれだけじゃあない。韓国『ラミョン』を使うと、超お手軽にこんなチゲが作れます。皆様、メモのご用意を。

*用意する食材(一人前)*
韓国式袋入りラーメン一袋
キムチ(酸っぱくなったやつなら尚よし)
適当に使いかけの野菜
(もやし・キャベツ・ねぎ・にら・にんじん・きのこ類なんでも・など)
冷蔵庫の中で眠っている食材
(豆腐・卵・ソーセージなんかあればベスト)
コチュジャン
ごま油
にんにくすりおろし少々

 あ、この材料は全部ないとダメって訳ではありませんよ勿論。ただ、これだけあればゴージャスなチゲになりますということです。

 まず鍋にごま油を熱し、キムチを炒めます。そこにラーメンのパッケージにあるぶん+気持ち大目の水、ラーメンのスープを投入。野菜やソーセージなんかも入れて、火が通ってきたところでコチュジャンで味を調え、麺を直接投入。麺は下茹でするよりこっちのが楽だし、スープが染みる感じがして好きかも。麺がほぐれ始めたら豆腐、卵を投入して火が通ったら出来上がり。どうです、簡単でしょ。

 これはプデ(部隊)チゲといって、元々アメリカ進駐軍の払い下げになった缶詰のハムやソーセージで作ったのが始まりだそうです。新村あたりの学生街には専門店もあり、映画『猟奇的な彼女』にもプデチゲ屋が登場してますね。チゲの中でもジャンクさを持ってよしとするチゲですが、投入する野菜の量や種類によってとってもヘルシーになったりするスグレモノ。とろけるチーズを仕上げにトッピングしたりもします。そしてこのチゲを作るときにお勧めのラーメンは、農心(ノンシン)の『辛(シン)ラーメン』。袋のやつ、スーパーや輸入食品店で100円ほどで買えます。

 そして袋のラーメンを煮るのさえ面倒だというどうしようもないあなた、朗報です。同じ農心の『議政府 チゲラーメン』というやつがカップタイプの中では一番のお気に入り。何がお気に入りって、スープとは別にコチュガル(粉唐辛子)の袋が入っていて、辛さが調節できるところ。勿論味も本格派。セブンイレブンで買えます(2004.10:今は売ってるかどうか不明)。
どう?韓国ラーメン、食べたくなってきたでしょ。

って、私農心の回し者じゃないです、念のため(笑)。
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by たまきち | # by tamakichy | 2003-02-26 17:18 | 喰う
韓国の旧正月
 ***前サイト掲載エッセイ***

2003年1月31日から2月2日にかけて、韓国では旧正月を祝う期間でした。(厳密には1月31日が旧暦の12月31日、2月1日が1月1日。)その期間になぜか相方の実家に行くことに。狙ったわけではなくて、単に私の休みが取れるのがそこしかなかったからなのだけど。相方はその時ご両親と一緒に住んでいたので、泊めてもらうといったら勿論その実家になるわけで…。当然相当緊張しつつ、貢物も選びに選んで(笑)準備万端にしてから成田空港へ。

b0039905_21324596.jpg 朝10時発のアシアナ航空のフライトに間に合わせるため、そして金曜とはいえ平日早朝のラッシュアワーを避けるためむやみに早起きし、チェックインしたのはなんと8時半過ぎ。早いぞ自分!!なんて偉いんだ自分!!禁煙するようになってからいきなり利用率の上がったスタバへ直行し、たまたま隣にあったインターネットキオスクを目敏く見つけ初利用してみる。始業直後と思われる職場の皆にメールなんか打ってみる。っていうかすぐ帰ってくるんだろ、お前…。

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そうこうしているうちにいい時間になってきたので、そろそろ出国審査でもしようかしらねと言うことで出国ゲートへ。いやしかしまるっきり一人で飛行機乗るの初めてだから緊張するなぁと思いながらシャトルバスで飛行機まで。アシアナは前にも使ったことあるけど、日本の航空会社と何ら変わらないサービスレベルで超お気に入り。機内食も2時間で着くにも関わらずしっかりしたご飯出るし。今回キャンペーンで取れたのはラッキーでした。と思ってたら、なんと飛行機の窓から富士山がくっきりはっきり!!おおおエキゾチックジャパーンと一人心の中でヒロミGO…と、前の席の人(多分韓国人)もデジカメで写真を撮っている。負けてられるかッ!と鼻息も荒くシャッターを押したのが下の写真。

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見づらッ!!
とまぁ、こんな調子で私の乗ったアシアナちゃんは快調な非行いや飛行を続け、予定時刻より若干早く仁川国際空港へ到着したのでした。午前便のため人も少なく、飛行機を降りるのも入国審査も両替も非常にスムーズの一言。ゲートを出て、待っていてくれた相方と丸一ヶ月ぶりの再会を無事果たしたのでした。よかったよかった。

まだ雪の残る空港。…ってか寒いよ(涙目)!!この時真っ昼間のインチョンの気温はマイナス5度!とりあえず相方の車でソウル市内へ。今は仁川空港へのアクセスは車に限られているので(地下鉄はまだ工事中)、高速道路をがんがん進む。気持ちいい。ちょうど相方が新村(シンチョン)というところに一人暮らしを始めた直後だったので、その新居を見に行くことに。結局部屋は相方が何度も『ホントにまだ何にもないからつまんないよ』と言うとおり、わざわざ行って見るほど面白くなく(←半ば無理やり行かせた人)もろ線路脇だけど大丈夫キミ?というくらい。シンチョンは私も3週間過ごしたお気に入りかつ思い出の地なので、もう少しあの部屋の居心地がよくなったらまた来よう…と密かに企んでいざ実家へ。

いやもうこれが緊張するのしないのって。右手と右足一緒に出ました。とりあえず、着く直前に車の中で練習した挨拶と引きつった笑顔で何とか父母様と初対面しましたが…。慣れるまで小1時間ちらちら相方の顔を見たり、そわそわしっぱなし。みっともないなぁ…。お母様の作った晩ご飯を4人で食べて、私の赤ちゃんのような拙い韓国語とお父様のあやしげな英語と相方の通訳とで話をしました。はー。
と、前日まで出張でシンガポールに行ってた相方から、私とお母様にチャイナ風のシャツとスカートのお土産!これはびっくり!二人でその場で試着して、写真撮って…と、そのタイミングに乗じて私も貢物ミサイルを発射!事前に相方から情報を着々と集めて準備したので、自信はあった。お母様にはシルクのスカーフ、お父様にはオイルライター。あとは結局日本から買っていった、うちの父親の会社の粒栗饅頭。韓国の人も栗はよく食べるし、でもきっと韓国にはないだろうなこれは…ということで買っていったらやっぱり当たりでした。はー一安心。よかったぁ…。翌日は朝からチェサ(祭祀)があるので、DVDを見てお休み。

翌朝はチェサの準備をお手伝い。中国とか、中華圏の東南アジアの国なんかも旧正月をお祝いしますが、あっちは獅子が舞ったり爆竹が鳴ったりと派手なのに比べて、韓国では非常に静かにご先祖様の霊を祀る日なのです。だから帰省ラッシュもすごくて、逆にソウルなんかはすごく道空いてたけど。で、チェサに必要な膨大な種類のお料理を用意するのは勿論女性の役目。そのほんの一部をお手伝い。

まずお母様に仰せつかったのは、コマッという貝の殻剥き。この貝、ギザギザしたアサリという感じの大きさ・質感で、それが茹でてあったか蒸してあったか…とにかく火の入った状態にも関わらず、何故か口が堅く閉まっている。それを素手で剥いていく私とお父様。もう、親指の爪はどんどんボロボロになっていくのに貝は一向に開かないし、ムキー!とノ●うさぎ状態の私を尻目にお父様は貝をつまみ食い……。とそこへのそ~と起きてきた相方が一緒に手伝ってくれる様子。さすがダーリンス・テ・キ♪と思ったのもつかの間、剥いた貝を自分の口へ…やっぱり親子かいっ、と思わず突っ込み(遠い目)。

そんなこんなでいよいよチェサ開始。父母様は韓服に着替えていらっしゃった(相方いわく、いつもは着ないらしい。多分日本からの珍客のために着て下さったのだろうと思う)。料理のびっしり並んだテーブルに向かって、韓国式の深いお辞儀(立った状態から土下座)を2回する。2回のお辞儀=亡くなった人へのお辞儀なんだって。まずお父様がお辞儀をして、次に長男である相方がお辞儀をして、お母様がお辞儀をした。私もさせてもらうことになり、(私たちはやる気満々で、前日の夜相方の指導の元練習までしていたが、お母様は日本人である私に韓国式のお辞儀をやらせるのは…と気を使って下さっていたみたい)ニヤニヤしている相方をなるべく視界に入れないように2回、とにかくお辞儀らしきものをした。終わった後お母様が、『きっと(亡くなった)おじいさんはびっくりしてるわね』と言って下さって、何だか嬉しかった。その後4人並んでもう一度お辞儀をして、その後相方と私で、父母様に1回『明けましておめでとうございます』と韓国語で言いながらお辞儀をした。この、両親への挨拶をセベといって、セベをすると子供はセベトンという、いわゆるお年玉をもらうことができる。私たちも数千ウォンのセベトンを頂いた。

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この大量のご馳走+トックク(韓国のお雑煮)を食べた後、ユンノリという韓国版すごろくに興じる。延世大の授業でやったことあったけど、その時との違いはお金を賭けた、ということでした。そしてがめつい私はこんな時に限って2勝…あああがっぽり。楽しかったぁ。その後車でロッテワールドの民俗博物館に4人で行き(遊園地の方には全く行かなかった…)、そこで昼ご飯を食べ、父母様はバスで帰られるということで、私たちはドライブすることになった。

b0039905_2136947.jpg 昼下がり、漢江(ハンガン)沿いをドライブ。右の写真は水上レストランで、夏にはビアホールもやってるそうな。ここには川沿いに公園があって、ワールドカップの時にはこの公園に巨大スクリーンが設置されたらしい。そしてやっぱりあの赤いTシャツ軍団がひしめき合っていたらしい…。勿論私たちが行った時には、何組かの家族が凧をあげていたり、犬を散歩させてたりといった程度だったけど。
と、そこに目を疑う光景が。思わず2度見。もしや、この川凍ってる!?

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こ、こんなに大きい川が凍ってるよーー!!なななんて恐ろしい国なんだここはッ。多摩川だってこんな風には凍らないぞ。車を降りて、川べりまで下りてみる。はー、見事にシャリシャリだぁ。ちょっと落ちていた小石を拾って投げてみたけど、氷はびくともしませんでした…。やっぱり恐ろしい国だ…。

その後、近くにある相方のオフィスを見学。もともと旧正月真っ盛りで誰も働いてない上に、私と相方は基本的に同僚でもある(笑)というか、結局同じ会社なので抵抗なく遊びに行けた訳です。オフィスそのものは東京より小さいけど、社員一人当たりのプライベートスペースは絶対的に広い。そして必要なものはちゃーんと、そして整然とまとまってる感じ。いいなぁ。

翌日日曜日、TVで韓国版のど自慢を見て笑う。相方のうちではNHKも見られるんだけど、NHKにザッピングしてみるとこれまた日本版のど自慢をやってて更に笑う。見てると日本の方が評価が厳しく、韓国の方は幾分鐘鳴らしすぎの感があるけれども、国民総歌手と言われる程基本的に歌が上手い人たちなので別に腹も立たない。両方ともほぼ同じ感じの番組構成(何故か毎回地方収録)なんだけど、韓国の方が若干ゲスト歌手も多くて歌番組然としているかな。って何でこんな真面目にのど自慢見てんだろ。

b0039905_2137490.jpg お昼ごはんの後、荷物をまとめて父母様にお礼を言い、相方の運転する車で出発。空港に行く前に、相方の高校時代から(だったと思う)の親友のキヒュンさんに会いに、待ち合わせ場所の喫茶店に向かう。そこでキヒュンさんとその相方女のピルチンさん(写真右)、相方らの大学の先輩夫婦(写真左)の2カップルと合流。キヒュンさんとピルチンさんとは何回かチャットしたことあったし、特にピルチンさんは日本語もできるので、むしろ『やっと会えたぁ!』ってな雰囲気。なんとこの日キヒュンさんは相方女のご両親に結婚の挨拶を済ませた直後!だからスーツなのか!!二人の薬指にはエンゲージリングが。もう二人とも幸せいっぱいってな感じ(そりゃそうだ)。うはぁおめでとう…!!
b0039905_21372552.jpg さらに格好よい先輩の奥さんは妊娠中!!これもおめでとう!!どうか2組とも幸せに…!皆当然基本的に韓国語で喋ってて、でもまぁ英語は多かれ少なかれ出来るし、私も部分的になら何喋ってるか何とかわかるし、私がいるってことを意識してくれて、知ってる日本語で喋りかけてくれたりして。皆優しい!!相方いわく、相方の友達や知り合いは私達がどうやって(つまり何語で)コミュニケーションとってるのかに興味を示すらしい。特に韓国ではまだ外国人の相方女と付き合うのはあまりポピュラーではないみたいなので(まぁ日本でもそうだけど)。だからこの日も私と相方が英語と変な韓国語と変な日本語で話してるのを、皆面白そうに見てました。

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カフェを出てからいよいよ空港へ。あっという間の3日間でございました。早かったなぁ。今回は初めて観光というか旅行以外の目的で来た韓国だったので、何だか別な新鮮さがあって面白かった。航空券だけ買ったのも初めてだったし。勿論ホームステイ(笑)も初めて。次来る時(多分4月か5月??)はもうちょっと長くいたいなぁ、5日間とか。なんてことを思いながら帰りの飛行機に乗ったのでした。

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by たまきち | # by tamakichy | 2003-02-11 21:28 | 韓国の話


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