韓国人夫とシドニー暮らし。
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さんまを焼く
 先日、バイト帰りに寄った日系スーパーにて冷凍さんまをお買い上げ。

まさかこんなところでさんまを食べることが出来るなんて。
ちなみに東京で一人暮らしをしていた時は、小さいアパートでガス台も置けなかったため魚焼きグリルがなく、それでもめげずに季節になると、近所の大戸屋までチャリンコを走らせて「さんまの塩焼き定食」を食べに通っていた。そのくらいさんまは好き。

で、その買ったさんまを解凍し、食べようと思っていたその日に、バイト先(日本食レストラン)で「たまきちさん今夜のおかずは決まったの?」と聞かれたので、「さんまを焼こうかと思っちょります」と答えたところ、オーナーシェフ以下皆が皆口を揃えて、

「さんまは煙でるよぉ」
「オーストラリアの台所は、換気が甘いから」
「いやものすごい煙が」
「けむり」「煙」「ケムリ」

と脅かしてくる。なんだなんだ。皆そんなにうらやましいかさんまが。
ただの知り合いに言われるならまだしも、本職の人たちにそこまで言われて、さすがの私もちょっとひるむ。もしも火災報知器がじゃんじゃん鳴ったらどうする。隣に住んでる中国人は多分大丈夫だろうが、もし階下のオージー家族が怒鳴り込んで来たら。さんまの塩焼きひとつで国際紛争に発展したらどうする。どうする。

しかしさんまの誘惑には抗いがたく、大根とすだちの代わりのライムを用意し、天板にはアルミを敷いて水を張り、そこへ網を乗っけて万全の体制を整える。オージー一家への、心の準備もバッチリだ。何か言ってきたら、「隣じゃないですか?」としらばっくれてやる。

そんな私の心配をよそに、さんまは非常にあっけなく、香ばしく焼きあがった。
ライムを搾って、おろしと一緒に食べると、こよなく美味しい。いや、そりゃ冷凍だから、身なんか特に日本で食べるさんまには到底敵わないけど、それ以上に久しぶりのさんまは、何というかこう、「ああ、また明日も頑張ろう」と言うような、元気の出る味だった。
b0039905_237237.jpg
やっぱり俺様も、日本人だよなあ。ワタまで食べるよ。
韓国でもさんまは塩焼きで食べるけど、どちらかと言うと塩焼き=鯖で、さんまは煮付けることが多いらしい。

さんまは3尾パックだったので、あと1尾はラップでぐるぐる巻きになって、冷凍庫に転がっている。かちこちに凍ったさんま一本、何か凶器になりそう。
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by たまきち | by tamakichy | 2006-10-18 23:13 | 喰う
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