韓国人夫とシドニー暮らし。
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***前サイト掲載エッセイ***
今月18日の午前10時頃、韓国・大邱市の中央路駅で、放火による地下鉄大火災がありました。地下鉄火災史上最悪規模の犠牲者を生んだこの事件、巻き込まれ亡くなられた全ての方とそのご家族の魂が、一日でも早く、そしてほんの少しでも癒されますように。 この当日、ニュースを知ったのは昼休み、会社で(確か)朝日新聞のホームページを見ていた時でした。その時の記事に発生が午前10時頃とあって、ちょうどその記事を見る直前にソウルの相方とメッセンジャーが繋がっていたので、とりあえず相方の無事は確認できていました。 その日は、時間が経つごとにこの火事がただのボヤどころではなく、とてつもない大事件なんだということを思い知らせるニュースが次々に飛び込んできました。家に帰ると母から携帯に相方を心配するメールが入り、友達も心配して電話をくれました。翌日出勤すると(相方のことを知っている)職場の皆も、『相方大丈夫だった?』と心配してくれました(みんなありがとう)。 日本のメディアの反応はすさまじいものがありましたね、勿論いい意味で。まるで国内で起きた事故のように大々的にかつ詳しい情報を報道していて、それは勿論日韓の人的交流が増えているための邦人安否確認という目的もあるのだろうけど、それも含めて、2つの国の距離が少しずつ縮んでいる証拠かなと感じる場面もありました。こんな事件でそれを感じたくはなかったけど。 例えば、携帯電話で電車の中に閉じ込められた肉親と最後のやりとりを交わしたとか、対向車両に延焼して駅が停電したとか、そんな詳しくも本当に痛ましいニュースは、当日の夜電話した時点では韓国人の相方よりも私のほうが詳しく知っていたくらい。更にこの事件を受けて日本の鉄道会社が地下鉄の総点検を行ったとか、避難訓練をしたとか、こういうマイナスを逆にプラスに生かそうとする努力もすばらしいと思いました。そうでなきゃ救われないよ。 by たまきち |
by tamakichy
| 2003-02-26 21:50
| 韓国の話
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