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IELTS初受験
 本日、○年ぶりにテストを受けてまいりました。

さて一体何人の方がご存知だろうかIELTS(アイエルツと読む)。
これは、イギリス圏版TOEFL・TOEICといったステイタスで、外人の英語力を量るテスト。イギリス圏の国の大学へ留学する時や就職する時、移民申請する時など幅広く行われております。当然、オーストラリアもコモンウェルスなので適用。こちらではTOEIC・TOEFLと並んでメジャーな試験であります。しかしながら日本ではあまり商業的にアドバタイズされていないため認知度も低く、シドニー市内の紀伊国屋書店日本書籍コーナーにおいても、書架1セクション分丸々TOEIC対策本で溢れかえる中、IELTS対策本は隅っこにぽつねんと一冊だけが体育座り、という事態が出来する有様であります。

さてさて、私はこの試験で『半分取ればいいよ』と言われていたので、特に勉強もせず、シャーペンと消しゴムをカバンに放り込み、のこのこと試験会場へ向かいました。誤解のないように言うと、勉強しなかったのは、決して決して自信があったとかそういうことではありません。思わず見栄張って涼しげに書いちゃったけどね、実は勉強しようと焦っているうちに焦りのあまりどうしたらいいかわからず寝てしまう、という事態が試験前立て続けに起こったからなのですよ。これはいかん。きっとご先祖様の思し召しだからそのままありのままの自分で勝負しようグゥ、というわけでね。

しかしながらIELTS、マーク式ではなくオール記述式のテストです。正誤問題であってもTRUEとかFALSEとか、いちいち解答用紙に書き込まなきゃいけないわけです。それだけならまだしも、いろいろ調べてみると例えばリスニングでは、人名やら固有名詞やらも聞き取って書かなきゃならない、その上スペルミスで減点などなど恐ろしいことが書かれております。大学受験時から徹底的に記述試験を避けてマーク式のみをピックアップしてきた私に、無理。それは無理。とここら辺でまた気が遠くなって寝てしまうんですけどね。

で、前振りが長くなりましたが、それを今日受けてきたわけです。
感想:『あれ?お、思ったよりも……。』
何か、出来ちゃいました。意外と。
あれだけびびりまくったリスニング40分も、実質聞き取るのは30分で、残り10分はメモを取った答を答案用紙に書き写す時間。そして一回しかCDが流れないのは知っていたのだけど、本文が流れる前に『まず、テキスト○ページの問○から問○までに目を通しましょう』とあらかじめ問題文を読む時間20秒ほどが設けられ、本文が流れた後も『では、自分の回答を確認してください』とやはり20秒ほどくれる親切ぶり。時間の短さもあって、『これじゃTOEICよりも簡単なのでは!?』というくらい。そして3番目のライティング、これも150wordsと250wordsの文章をそれぞれ20分と40分、計1時間で書くという作文の試験だったのだけど、ここに来て興が乗ってきたのか、ご先祖様が乗り移ったのか、ほぼ考え込むことなくノンストップでタッタッタッと書き続け、ボリュームだけはとりあえずクリア。まぁ最後のスピーキング(1対1の面接)のまずさは始めから想定の範囲内だったので記憶ごと封印するとして、何はともあれ無事終了。


さて、後は結果を待つのみ。
成績出たら、ご報告します。って、何かブログっぽいぞ!!
by たまきち | by tamakichy | 2005-09-17 23:30 | 豪州生活
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